ALOE LABO

アロエ雑学

アロエの生命力は、なぜスゴイ?

アロエは乾燥地帯で生き抜くために、たくさんの水分を蓄えています。その水分量はなんと、葉全体の95%、ゲル状の葉肉の99.5%。この驚きの保水力は、アロエが特殊な光合成を行っているからなんです。一般的な植物は、昼閒に葉の気孔を開いて空気中の二酸化炭素を取り込み、日光によって栄養をつくります。一方アロエは、昼閒は気孔を閉じて水分が失われるのを抑え、涼しい夜に二酸化炭素を取り込み、葉肉の中に栄養を貯蔵するんです。また、アロエは強い日差しや紫外線による酸化から身を守るための抗酸化作用を持っています。私たちは、これらアロエの強い生命力を健康や美容のために役立てているんですね。

「鬼切丸」「黒太刀」「獅子錦」
いったい何の話??

「鬼切丸」「黒太刀」「獅子錦」、ちょっとイカつい漢字の羅列で戸惑いますが、実はこれらすべてアロエの園芸名なんです。世界に300種類以上あるといわれるアロエ。その中には、見た目の特徴からさまざまな名前が付けられています。今回ご紹介の3つの他にも、「青鰐(あおわに)」「帝錦(みかどにしき)」「不夜城」や「千代田錦」なんてのもあります。誰が名づけたかは定かでありませんが、それだけアロエが親しまれている証かもしれませんね。
鬼切丸

鬼切丸

その昔、アロエは「ロカイ」と
呼ばれていた

日本には鎌倉時代に伝来したとされるアロエはその昔、「ロカイ」と呼ばれていました。聞き覚えがないのも当然です。これは、アラビア語で苦いという意味の「ロエ」を、漢字で当て字した「蘆薈」を「ロカイ」と誤読したことによるからです。「万能薬」として用いられてきたアロエ。さすがに、歴史も懐も深いですなぁ。
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世界中で愛されるアロエ製品、
さて全部でいくつあるでしょう?

世界にはアロエを使ったさまざまな製品があります。そこでクエスチョン、その数はいくつあるでしょう?「①約3,500製品 ②約4,500製品 ③約6,500製品」その答えは③、名前にアロエという記載がある製品は、世界中でなんと6, 569品もあるんです。その内訳で一番多いのは、美容・化粧品で3,232品。次いで、飲料、ヘルスケア用品、食品、洗剤などの家庭用品、ペット用品まであるというから驚きです。民族や文化を超えてこんなに数多く、しかも幅広い用途に用いられるなんて、やっぱりアロエってスゴイですね。
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